Road to EARC 2008

2007/11/12 月曜日

■ 僕のHospitality

 前回がEAGCで受けた『Hospitality』についてであったので、僕は学生時代に参加したEARCでの『Hospitality』について分かち合いたい。

2005EARCはインドネシアで行なわれた。僕は初海外ということもあり、外国に対する”慣れ”というものはなかった。また、英語もあまり話せないし、飛行機も初めてだったりと、何から何まで初めてであり、緊張の渦が僕を取り巻いていた。そのためか、到着して2日目の夜(大会としては初日目の夜)、体調に異変が起きた。熱が40℃近くまで上がり、一時は市街地の病院に行く可能性もある、という状態にまでなった。そんな弱り果てた僕をずっと傍らで支え続けてくれたのは、休みを返上して大会に参加していたドクター2人であった。一人のドクターが、3日目の夜(つまり大会2日目の夜)、僕が就寝につく前に、「今夜は僕のことをお父さんと呼んで良いよ」と冗談ながらも温かみのある言葉をかけてくれた。僕はその時、「あぁ、自分のことを親身になって心配してくれる人が、この地にもいるんだ」と実感した。僕のEARCでの「Hospitality」の原体験は、病気で弱る自分の傍に”お父さん”として居続けてくれたドクターの優しさにある。

2008EARCでは、海外からの参加者が、日本の文化や食事、その他様々なストレスを感じながら5日間を過ごすのだと思う。僕は交通部門を担当しているのだが、彼らが日本に到着した時、初めて出会う日本人は、僕をはじめとした交通関係者である。フライトで疲れている参加者、初めての来日に緊張している参加者、よくわからないけど漠然と不安を覚える参加者たちがいるのだろう。そんな彼らのことを慮ることなく、「会場へひたすらピストン輸送だ!!」という関わり方はしたくない。空港から始まる交わりのうちに、全体を見つつも一人の参加者の傍らに立つような関わり方を大切にしていきたい。そして、「日本に来て本当に良かった」と、いや、「日本には温かいやつらがいたな~」と思ってもらえたら、格別の喜びだ。

EARC交通委員会担当主事:田中秀亮

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